新たな仲間!そして一触即発【前編】
僕たちは兄弟姉妹に障がい者のいるきょうだい。
いわゆるきょうだい児です。
そしてちょっとだけお話をさせて頂いた方は障がい者の親の方。
併せてとある障がい者の親の会でのリーダー格の方なのですが…。
どうにもね、きょうだい児の会というものに若干抵抗があるのかな?
あまり必要性を感じていないように受け取れたのです。
僕個人的にはですけどね。
障がい者の親と兄弟姉妹、どちらも障がい者の方の家族に変わりはありません。
そして前置きとして障がい者の方は何も悪いわけではありません。
うん…これは当然です。
この前提条件がないと話になりません。
ただ…一般的に障がい者の方やその家族に対する風当たりが悪い事も現実。
僕も過去記事にガッツリと書いていますが、子どもの頃に結構辛い思いをしています。
こちら↑↑↑に僕の小学生時代から結婚に至るまでの様々な出来事や思いを記しています。
こんな辛い思いをしたのだから!とか…
こんな差別を受けたのだから!…とか。
そのせいで人生が狂ったとか言う泣き言やお涙頂戴的なことを言うつもりは毛頭ありません。
むしろ逆に貴重な体験をして人より数倍心が強くなった自信はあります。
(いや、仕事や人間関係でたまに心が疲れきることはあるけどw
でも何度でも立ち上がって乗り越える強さはあると思う)
その上で、きょうだいよりも親の方が数倍も辛かったり大変な思いをしていることも理解出来ています。
だってその背中を見て育ってきたから。
だから…過去記事にも書いた通り、自分の中の辛さや泣き言を親に言わない選択肢をとったんです。
これ以上に親を悲しませたくなかったから。
きょうだい児のみんながみんな同様に思っている訳ではないですよ?
でも、統計を見たり聞く限りだとそのように感じてグッと堪えてきた人はかなり多い様子です。
親には言えない…
友達になんてもっと言えない(むしろ隠したい)
先生は(少なくとも僕の子ども時代に関わった人は)全く宛にならない。
全て自分で背負い込む。
人によってはそこから荒れたり家出をしたり…
この辺の感情はTwitterで#きょうだい児で見るとかなり書いている人が多いです。
僕は大人になってからきょうだい児の会というものを知りました。
障がい者の親の会はよくあるけど、きょうだいにスポットを当てたものはかなり珍しい。
全国的に見ても活動をしているきょうだい児の会はかなり少ないです。
そして知名度は圧倒的に低い。
大人になってからこの会を知った僕の感想は率直に子どもの頃にこういうのがあればよかった、でした。
上にも書いた通り、人に相談や話したりすることが難しいかなりデリケートな内容。
でも…同じ境遇の人になら驚くほど話せるし、ホッと出来る不思議な空間がそこにはありました。
そりゃあ他者から見れば傷の舐めあいや愚痴の言い合いに映るかもしれませんよ?
でも、そこで一旦感情をフラットに出来る可能性はある。
人によってはそこで荒れた心を整えたり出来る可能性だってあるんです。
勿論そこからどのような人生を歩んでいくのかは、その人次第ですけどね。
日曜日は時間が限られていたのでここまで踏み込んだ話は出来ませんでしたけどね。
この方に伝わるかどうかは別にして、そういう風に思う人(きょうだい)も沢山いるということは伝えたかったな…。
てか話もろくに咀嚼しようともせずに、真っ向から否定気味に聞く姿勢はどうかと思うがね。
当人はそんなつもりはなかったのかもしれないけど、僕個人的には多大にそう受け取れたけどな。
まぁ…それこそ追求しようものなら水掛け論からの口論に発展するか。
…ちぇ。
別にきょうだい達が集まって、それぞれの親の悪口とかを言うわけではないんだけどな…。
何とも腑に落ちないね。
とまぁ…いろいろとありましたが、そのパーティー自体はとても華やかで楽しそうでした。
そこには色々な考えさせられる物があり、それこそ様々な人に見てもらいたい物ばかりでした。
そして僕たちの定例会が終わった後、施設内のレストランで社協の方と期待の新星大学院生くんとご飯を食べてその日はおしまい!
色々とあって考えさせられる会でしたが、勉強になりましたね
次回の定例会は5月!
今度はどうなるのかな…
色々と楽しみです。
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